7月21日@KEK

2011/07/25 0:54 に Tohru Takahashi が投稿   [ 2011/07/25 1:43 に更新しました ]
先週7月21日,陽電子生成実験打ち合わせのためにKEKへ行ってきました。いつものように打ち合わせを行ったのですが,
今回のもう一つの目的は実験装置の視察でした。
3月の地震の後,自分のめで確かめるのは初めてでした。装置が倒れたりするような大きな被害がないことは分かっていました,
それでも細かいずれや,設置のし直しはあるかもしれないと思っていました。
私たちの陽電子生成実験装置はKEKBの入射器室内にあります。

先週とってきた写真です。鉛ブロックを積み上げているのですが
全くと言っていいほど異常はありませんでした。左の方の鉛が少しずれているくらいです。


計測室の写真です。カマッククレートが倒れているこのが見えます。これが一番目につく自信の影響だったでしょうか。
その他の機器にも異常がなくほっとしました。
 
ところで,KEKB入射器は今回の地震で大きな被害を受けました。先週いったときも急ピッチで復旧作業がすすんでいました。
まずは放射光に入射するために3GeVのビームを出すため,線形加速器の下流側を復旧させるそうです。

下流側の様子です。まだ加速管が全部つながってはいませんがもう少しです。
 
遠目にみると加速器はかなり復旧しているようですが,目を近づけると今回の地震がいかに大きかったか分かります。

この写真ですが,加速器を支えるアルミのいたが曲がっているのが分かるでしょうか。これを一つ一つ直して行く作業が進んでいます。


その横には,地震で引きちぎられたベローズが置いてありました。こんなのをみるのは初めてです。

 
KEK入射器を担当している方々はこの復旧作業と,スーパBファクトリーのための加速器増強作業も平行して行っています。
大変です。
 
私たちの実験も次は来年の1月,その次は再来年の初めになりそうです。
 
Comments